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書く人・紺の短編作品と書き物雑談。猫好き、本好き、空想好き。写真と言葉と夢から紡ぎ出す、ささやかな物語。
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ふゆやすみ
年末進行バタバタの今日このごろです(笑)
とりえずは

12/29~12/31はお休みしようと思います。

一応、冬休みということで。

本当は今日明日あたりで年賀状を仕上げたかったのですが、いろいろな予定と作業に追われてそれもままなりません。。。(泣)
印刷はできてるんですが、手書きのひとことが、まだ全然(涙)
このままいくと大晦日に書くことになりそうです。。。
(いや、それも危ういのですが…)
知り合いのみなさま。元旦には届かないかもしれません。
いや、きっと届きません。。。(謝罪)

そういうわけで、次の更新は元旦(の予定…笑)。

ブログデザインのカスタマイズをしようと思いつつ、結局手をつけられませんでした。お正月にのんびりとやることにしましょう(笑)


元旦の夜、

ネタになりそうな初夢

見れるとよいのですけれど(笑)


それではみなさま、よいお年を。
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テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

本005話『しゃばけ』シリーズ 畠中恵 著
現在、単行本が
『しゃばけ』 『ぬしさまへ』 『ねこのばば』
『おまけのこ』 『うそうそ』
と第5弾まで発売されている。

このうち、第3弾の『ねこのばば』までが文庫化された。
スペースと費用の都合で、単行本をどんどん買うわけにはいかない身なので、持っているは文庫の3冊だ。

『おまけのこ』と『うそうそ』が、早く文庫化されないか、待ち遠しくてしょうがない。
そう思うほどに、私は

このシリーズが好きなのである。


時は、江戸。
回船問屋の跡取り息子・一太郎とそのまわりに集まる妖(あやかし)たちとが、様々な事件を解決する、というのが共通のストーリー。

この本の魅力は何かと言えば、もちろん上記のようなファンタジー設定も楽しいし、事件解決という推理要素も含んでいることもあるとは思うが、何よりも登場人物の設定が魅力的なのだと、私は感じている。

主人公の若だんな・一太郎は数えの17歳(現在の年齢では15歳)。
17歳という年齢の割には、頭の切れる落ち着いた物腰の少年である。
ところが若だんな、超がつくほどに体が弱く、いつでも兄や的存在の妖の仁吉(美男子である笑)と佐助(力持ち)が手代となって守っている。この妖たちの、人とはちょっとずれた感覚や、恐ろしいほどの過保護っぷりには、思わず苦笑してしまう。
その他、小鬼のような鳴家(やなり)、歌舞伎役者風の屏風のぞき、などなどたくさんの妖が登場する。

そして、これらのキャラクターを一層魅力的に、そして身近にしてくれているのが、柴田ゆうさんの挿絵。
表紙と扉に使われた若だんなや妖の絵が、この小説に多大なる魅力を付加している。
下記のサイトではイラストもふんだんに楽しめる。

しゃばけ倶楽部
(タダイマ、鳴家いっぱいの壁紙ダウンロードをしています!)


ちなみに、若だんなの幼少時代を描いたビジュアルブック『みぃつけた』も発売された。


ああ、残りのシリーズの文庫化、本当に待ち遠しい!
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これまでに読んだ本のコトをつらつらと紹介していきます。

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

夢038話「見つからない」
こんな夢をみた。

友達から携帯に連絡が入る。
某雑居ビルの5階のカラオケにいるからおいでよ、というものであった。
場所を聞くと、知っているビルだったので、すぐにそちらに向かう。

エレベーターで5階まであがる。
この階に、そのカラオケがあるはずなのに、どうしても見つからない。
一番端の部屋から反対の端まで、廊下を行ったり来たりしてみるが、やはりどれもカラオケなどではない。

どこかに隠し部屋でもあるのか。
あるいはビルを間違っているのか。


私は廊下で途方に暮れる。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
何となくリアルな夢(笑)
カラオケ、一体どこにあったのかしらん。

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

no.20「日曜の朝」
日曜の朝_求女塚東公園
(写真:神戸市東灘区・求女塚東公園にて)


 家にいるのが辛い。
 自分で作った晩ご飯を食べる時の、お箸がお皿にあたる音。
 雑誌を読んでいる時に、ふと耳にする冷蔵庫のモーター音。
 気がつけば、家の中で声を発するのをやめていた。
 返事が何も返ってこないのが怖いからだ。
 蛍光灯が明るすぎるから、一つはずしてしまった。
 部屋の隅々まで見えてしまうと、自分しか家の中にいないことを、改めて認識してしまうから。

 家にいるのはいやだった。
 特に夜。帰るのが辛かった。

 だから毎晩遊びに出かけた。
 飲む、でも、カラオケ、でも、クラブ、でも何でもよかった。
 ありがたいことに忘年会シーズンなので、飲み会の誘いには困らなかった。終電が無くなる時間まで粘って、そのまま友達の家に流れていく。あるいはカラオケで朝まで歌ってみる。
 みんな家が遠くて、日付が変わる前にお開きになった時は、どうしようかと思った。
 酔ってれば寂しさが紛れる、なんていうのはウソだ。
 酔えば酔うほど、感情の揺れが大きくなった。
 だからその日、私は家の近所のビジネスホテルに泊まった。
 そんなことを2週間近く続けていた。

           * * * * *

「さすがにもういい加減にしないとね」
 何度も家に泊めてくれたリサが言った。
「そうだよね。分かってる。もう今日でやめる」
「帰る?」
「うん。今日はちゃんと家で寝るよ」
「何か手伝えることあったら言って、って言いたいとこだけど、たぶん自分でやるほうがいいと思うから、あえて突き放す」
 そう言いながらもリサの目は優しい。
「相変わらずきびしいなあ」
 そう? とリサは笑った。私もつられて笑う。
 大丈夫。もう笑えるようになったから。

 その日の夜、私は久しぶりにベッドで眠った。
 明日がクリスマスイブだということを考えると、また少し哀しくなった。
 ため息をついたら、一緒に涙がこぼれた。
 気がついたら眠っていた。やはり自分の家のベッドが一番落ち着くのだ。

           * * * * *

 カーテンの隙間から朝日が差していた。その光の筋にそって、白いホコリが舞っている。
 昨日の夜は気がつかなかったけれど、しばらく半無人になっていたせいで、家の中が少しだけ荒れていた。

「よし」

 私は勢いよく起き上がった。

 まずはシーツを洗って、いらないものを処分して、それから床と窓を磨いて、家をぴかぴかにしよう。それから買い物に行って、何か美味しいものを作るんだ。

 今日はクリスマスイブ。
 でもその前に。
 今日は日曜日。

 週に一度の、休日なんだから。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -(完)

この物語はフィクションです。
登場する場所は実在しますが、
人物・団体名はすべて架空のものです。
写真はストーリーのイメージ源になったもので、内容とは一切関係ありません。


キリ番踏んでお題を出そうキャンペーン。
アクセス1500人目のcolored~さんからのお題、

「日曜の朝」を使わせていただきました。

写真は冬の朝の空気をイメージして。

主人公の身に何があったのかは、あえて書きませんでした。
オーソドックスならば、彼と別れた、かもしれません。
あるいは、飼っていた犬が死んでしまった?

イブが日曜日だったので、お題がうまく使えました。

さて次のお題キャンペーンは3333アクセスかな?
踏んだ方は、どうぞお題とご報告を。

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

夢037話「お歳暮」
こんな夢をみた。

働いている会社に、お歳暮が届く。
3時の休憩になったので、課のみんなで、食べようということになった。
私が箱を開けてみる。
中身は、ゼリーやらマドレーヌやらクッキーやら、洋菓子の詰め合せだ。

それぞれ好きなのを取って食べる。
中には2つも3つも食べている人がいる。

ふと容器をひっくりかえしてみる。
賞味期限が記されていて、それは3年以上前のものだった。

「食べちゃったけど、大丈夫かな」
誰かが言った。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
夢の中で、甘味をわずかに感じていました。
幻味覚ですね。脳ってすごい(笑)

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

二度寝の弊害
最近、朝二度寝をしてしまいます。
おかげさまで、見ていた夢を記録・記憶できない日々。。。
あららら……。
夢は見てるんですよ、3つくらい、毎晩。
でも起きてすぐでないと記憶が鮮明に残ってないんですよ……。
二度寝で脳内情報がぐちゃぐちゃになるらしくて。

起きた時に、断片情報が残っています。

今朝の夢も、登場人物はおぼえてるんですよ。

・ハデな厚化粧と女装をした若い男性
・しゃべるトラネコ


とかが出てきたことは(笑)

一体、どんなハナシだったのやら・・・。

夢ネタが切れると困ってしまうので、明日からは二度寝はやめようと心に誓ってみます。誓ってもできるのかどうか定かではないのですが(笑)

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

3000アクセス超
9月18日からスタートして約3ヶ月。
ほぼ毎日更新を続けて記事が97エントリー。
途中から、アクセス数をあまり気にしなくなっていたんですが、いつの間にか3040超えていました。
毎日10~30人くらいをおウチにお招きしている感じですね。


短篇19話。夢36話。

とりあえず、1年は続けてみたいと思います。

実験創作の場なので、いろいろ変えていく予感。
移り気な性格なので、いろいろ変えていく予感(笑)



いずれにしても書く空間を開いておくのは、自分のムチにもアメにもなって楽しい限り。

ある密かな目論みも、来年実現できるとよいのですが。
あとがき風~no.19「マナの卵」
写真のインパクトが意外と強かったらしい(笑)、短編no.19「マナの卵」。


これは2002年12月に宝塚ファミリーランドに行ったときのもの。
2003年4月7日に閉園することが決まったので、最後に行っておかねば、と友達4人でいそいそと出かけたのだ。

宝塚ファミリーランド動物園と遊園地の融合施設だった。(併設ではなくまさに融合・混在していた)
そして鳥類館の中にはヒヨコが……。
ヒヨコが卵から孵るしくみ(?)を解説するための「実演(?)コーナー」!!!
孵卵器があり、卵・ヒビの入った卵・生まれかけのヒナ・生まれたばかりのヒナなどをすべて「生」で見れるようになっていた。

そして生まれたヒヨコたちは保育箱に移されて、

客は触り放題(!)という

ヒナ迷惑なオープンシステムになっていた。
あんな遊園地もそうそうあるまい、と思われる。

写真は保育箱の中だったはずだ。
照明の加減で、ずいぶんとホラーな雰囲気を醸し出してはいるけれど(笑)

画像を整理していて、ふとこの写真を見つけ、あの時の生まれたばかりの濡れたヒナや群れるヒヨコたちを思い出した。
ニワトリが生んだ卵が、ヒヨコの道を辿るか、目玉焼き(出し巻きでもよいが)の道を辿るか、

それは運命の分かれ道。

と、考えながらさくさくっと書いてみたのが短篇「マナの卵」。

唯一失敗したのが、マナという名前。セリフの中の「ママ」と、「マナ」の名前が見た目判別しにくい。似たような(紛らわしい)名前を使わないのは鉄則なのに、ぱっと思いついた名をそのまま起用してしまった。
こういう場合はせめて「真菜」とか「まな」と表記すべきだったかな。

それにしても「ひよこのピヨちゃん」も安直(笑)
ま、これは絵本のキャラなので素直なネーミングがよかろうと思ってしたことだけれど。

名前付け、意外と難しい。

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

no.19「マナの卵」
マナの卵_宝塚ファミリーランド
(写真:今はなき、宝塚ファミリーランドにて)


 マナがたまご料理を食べなくなった。

 お気に入りの絵本に出てくる、ひよこのピヨちゃんが生まれて来る卵と、目玉焼きを作る時の卵が、同じものだと知ったのだ。

 自分が食べていたたまごの中身が、ピヨちゃん(ひよこ)であると分かった時のマナのショックは大きかった。
「マナ、もう食べないもん。かわいそうだもん」
 断固として、卵を使ったものを口にしなくなった。
「せっかく卵アレルギーも無いんだから、食べてよお」
 私はトホホな気分でマナに言う。
 食べないだけでは無い。卵を使わせてもくれなくなってしまった。

「ママ、ダメ。ぜったいダメ」
 冷蔵庫の卵を取り出そうとすると、私の足にしがみついてそれを止めさせようとする。見ているとダメなので、マナがお友達の家に遊びに行っている間にこっそりと1つ使ってみたりした。
「ママ!! ピヨちゃんのたまご、どこにいったの!」
 冷蔵庫の卵の数を数えていたらしいのだ。

 それからは、私が冷蔵庫を開けると、すぐにだっこをせがんで卵の数を確認するようになってしまった。

「いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお。はい、みーんないますねー」

 マナはこの卵から、いつかピヨちゃん(とその仲間)が生まれてくると、思っていた。

「マナ、ニワトリのおかあさんになったんだよ」
 そんな夢を、どうやら時々みているらしい。

 冷蔵庫の5つの卵は手つかずのまま、3週間が経過した。

           * * * * *

「ママ! きょうね、うまれたんだよ!」
 夢の中でひよこが孵ったという。にわとりおかあさんのマナはご機嫌だ。
 これはそろそろ卵を使っても大丈夫かもしれない。
 私は冷蔵庫を開けてそっと卵に手を伸ばす。いつもと違って、マナはまるで無関心だ。拍子抜けして、一番右の卵を手に取る。

何これ?

 その卵は空気のように軽かった。他の4つの卵も同様に、中身の手応えがまるで無い。恐る恐る、私はその卵にひびを入れ、割ってみた。

 何も無かった。
 本当に、空気しか入っていなかった。
「やだ、何も入ってないじゃない……」
 私は次々に卵を割ってみる。あるはずの黄身も白身も、何も流れ出てこない。戸惑う私を見てマナが不思議そうに言った。

「どうしたの?」
「……どうしたのって……卵がね、からっぽなのよ……」

 最後の1つを割ると、中から何か滑り出した。
 でも期待するようなとろりとしたものではない。ふわりと落ちたそれを指先でつまむと、黄色く小さな羽毛だった。

「だって、うまれたんだもん」
 あたりまえでしょ、とマナが続けた。

 この娘には、どうやら何かとんでもない能力が備わっているらしい。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -(完)

この物語はフィクションです。
登場する場所は実在しますが、
人物・団体名はすべて架空のものです。
写真はストーリーのイメージ源になったもので、内容とは一切関係ありません。

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

夢036話「からくり茶室殺人事件」
こんな夢をみた。

あるゲームに参加することになった。
最初の会場は、山の中の茶室で、中には様々なからくりが仕掛けてあるという。
茶室といくつかの和室を備えた、かなり大きな建物である。

ところが、ゲームの仕掛人にもなっている、ある一族の長女と次男が中の部屋で殺されるという事件が起こった。
茶室につながった6つの和室のうち、2つの部屋でそれぞれが死んでいた。
建物の出入り口は見た目には1カ所しか無いのだが、誰も出入りしたところを見ていない。
一体、いつ、どうやって殺されたのだろう。
しかも、この茶室のからくりを全て知る一族の長男は行方不明ということだ。

この事件、解決には時間がかかるかもしれない。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
いきなりサスペンス仕立てですが、落ち着いて文にすると、やっぱり夢は夢だなあと思ってしまいます。
そもそもの設定がよく分かりませんし(笑)

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夢035話「破れたLP」
こんな夢をみた。

仕事で使うためのBGMを探しに、近所のレコード屋に行く。
童謡をベースにした外国の民謡なのだが、国や作曲家などの詳しいことは分からない。
ぎっしりと棚に並んだレコードはどれも古く、扱いが難しい。
私は一枚一枚、タイトルとラベルを確認していく。

しばらく探していたのだが、ある一枚を手に取って中を確認しようとした途端に、ぴりりと端が破れてしまった。
やはりレコードは繊細なものなのだ。

店員に事情を話すと、黙ってその破れたLPを受け取った。
特に何も言われない。
弁償させられるというわけではないらしい。
それだけでなく、その曲を、併設しているCDショップの方で探してくれるという親切ぶりだった。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
夢の中のLPは、昔あったソノ・シート・レコード(懐かしい!)のように柔らかい材質でした。

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

自ら二重投稿(失態…笑)

あ・・・・

失敗してしまいました。

同じ作品を2回も登場させています、私(汗)

12月15日更新の短篇no.19「きんちゃん」(もう消しました…)と
10月25日更新の短篇no.9「きんちゃん」


って………同じやんっっっ!(- -#)

と自分に今思いっきり突っ込んでしましました(笑)

読んだ人も「あれれれ?」と思ったかもしれません。。。
すみません、すみません、すみません。

更新時間が無い時用のストック短篇を使っているうちに自分で混乱してしまった模様です。
なんともはや……ナサケナイ………。


といっても10/25の時にはコメントいただいてるし、そもそもこっちが先だからこれは残すとして……、12/15のはあとがき書いたのでそれは残して………、とぐちゃぐちゃとした結果、12/15の更新を抜きました(- -;;)

うーむ。

やはり5日おきに短篇更新なんて豪語したのが問題なのでしょうか(笑)

来年からはリニューアル(するのか???)に先立ち、曜日を決めて更新しようかと悩んでます、ホント。

ま、「水曜更新」とかの方が分かりやすいし、そうしようかな~。

ということで、二重投稿のおわびでした。
ああ、しばらく気がつかなかった自分が一番ショックです(笑)
頭の中の情報を誰か消しゴムで消したのかも(嘘です)

気をとりなおしてまた明日からガンバリマス。

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

あとがき風~no.9「きんちゃん」
コーヒーの染みから黒い出目金を連想したことが、短篇no9.「きんちゃん」の発端。

今はさほどではないけれど、昔はよく染みや傷がいろいろなものに見えた。
点がふたつあれば顔に見立てるのは、人間の潜在的感覚らしいけれど、私もとにかく点や線があればそこに何か意味をつけたくてしょうがなくなってしまう。

別に顔にならなくてもいい。

体の染みは、実は何かが体に埋め込まれている跡だとか、そこからある日何か突然芽吹くかもしれないとか。
とにかく、非日常になること。

そこからまたウソ話がむくむくと動きはじめる。

自分の体に見知らぬ傷を見つけたときも、

「これが何かの印だったら面白いのに」などと

空想をめぐらせてみる。

まあ、結局、それは本当に単なる傷でしか無いわけで(笑)
仕方ないので、私は物語の中で特別な意味をつけてみたりするのだ。

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夢034話「100人エレベーター」
こんな夢をみた。

階段状になっている不思議な、そして巨大なエレベーターに乗っている。
定員は100人で、現在ほぼ満員の状態である。

こんな珍しいものに乗れることも、そうそう無いので、思わず写真に撮ろうとすると、他の人に「そんなことはしてはいけない」と注意されてしまった。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
歩いていろんなものをついつい撮ってしまう癖が、夢の中でもやっぱり露呈しています(笑)

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夢033話「増加」
こんな夢をみた。

歩いていると右足に違和感をおぼえた。

家に帰ってから、靴と靴下を脱いでみると、右足の小指が2本になっていた。
ああ、違和感の正体はこれか、と思うが、それほど困った気分にはならなかった。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
そういえば、川上弘美さんの「椰子椰子」という作品に足の親指や耳や乳房が二倍になってしまう話がありました。あれはたしか「中くらいの災難」。

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

そろそろカスタマイズ熱が発症?

悪戦苦闘のカスタマイズの末、何とかイメージに近いブログデザインになっているのですが、実はまだまだ本当は直したいことがたくさんあります。

でもきっとそれに取りかかれば、またカスタマイズのアリ地獄にハマってしまうこと必至(笑)。

カスタマイズを学ぶのはそれなりに面白いのですが、もともとデジタルな作業よりも、アナログなこと(スクラップブックをつくるとか、切り貼りでレイアウトをするとか、手ぬぐいでカバンをつくるとか 笑)が好きなタイプなので、HTMLやスタイルシートを、こちょこちょいじるだけで、アタマを使って疲れてしまいます。
キーボード叩いて物語を紡いでいる時は時間を忘れるんですけれど(笑)

ですからプログラマーなんて、死んでも出来ない職種です(笑)
あ、あと営業も無理(笑)

紺ノ短篇集・新年のリニューアルでもやってみようかと、密かに目論んでいたりしますが、果たして実現なるかは分かりません。
少しずつ、カスタマイズ欲が頭をもたげてきてはいるのですけれど……笑
あとがき風~no.18「木の守り」
夢ネタは基本、ゆめうつつシリーズでカテゴライズして書いているわけだけれど、例外もある。

何が例外かというと、実は、短編no.18「木の守り」は夢なのだ。


公園の木、3人の妖精のような影の生き物、近い将来事故に巻き込まれる巨木を小学校へ移動させる、というストーリーのほとんどのプロットが、夢の中で展開されたのだ(!!!!!)

はっきりいって、ここまでちゃんと(物語として書けるくらいの)ストーリーになっていることは、

普通はありえない! と思っている。

夢の中では、「あ、面白い。作品になる」と思っていても、目覚めてストーリーを追ってみると、全然面白くなかったり、どう考えてもおかしい展開や、無理な設定が多すぎるからだ。

ところが、この夢だけはなぜか違って、ほぼそのまま物語化できるくらいにまともなものだった(笑)
一体、どうしたのやらよく分からないけれど、時にはこんなことも起こるらしい。

ちなみにこの夢は、自分は登場人物ではなく、観客として見ていたようなパターンだった。

こういう夢なら大歓迎。

いくらでも見る。いくらでも寝る。

と思っているのだが、残念なことにそれ以降は、これだけ完成した夢をみることはなかなか無い。

やっぱり起きた頭で、しっかり書かないといけないワケである(笑)。

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no.18「木の守り」

(写真:神戸市東灘区・芽吹く木)


 小学校用務員の大門寺は、学校の裏山の一画を見ながら、首をかしげていた。
 そこはたしか、子どもたちがよく陣取りゲームをしたり、絵を描いたりして遊んでいる、開けた空間だったはずなのだ。
 ところが冬休み中に様子を見に来ると、見たことの無い木が植わっている。しかも苗木、といった大きさではなく、かなり年老いた巨木である。このような木をそんな簡単に植え替えたりできるはずはない。
 自分が何か思い違いをしていたのだろうか。
 白髪が増えたひげをしきりとこすりながら、大門寺は木を見上げていた。
 ぴいぴいと、何かに答えるように、鳥たちがさえずっていた。

          * * * * *

 今日の早朝のこと。

 小学校のある町内の、とある公園でちょっとした事故があった。
 その公園は柵がないオープンなつくりで、低い植え込みと大きく育った樹木が周りを取り囲んでいて、木々は鳥たちの巣にもなっていた。

 軽いスリップ事故だった。ハンドルを切り損ねた車が、公園に少し乗り入れてしまったのだ。
 幸い、その場所には何も無く、ブレーキのタイミングも早かったために、運転手も車もほぼ無傷で済んだ。もちろん公園に人もいなかったのでケガ人なども出なかった。
 ただ、みんなが不思議に思った。
 その場所には巨木が立っていたのではなかったか。
 しかし地面にもそんな痕跡は微塵も残されていなかった。

          * * * * *

 昨晩、夜中のこと。
 公園の巨木に寄り添う3つの影があったことを誰も知らない。
 3つの影は、仲良く手をつなぎ輪になると、木の根元を囲んだ。
 木の姿は次第に薄くなり、やがて半透明になった頃合いに、影たちはゆっくりと公園から去って行った。
 巨木とともに。



「年を重ねた木を守る」

 ただそれだけのために存在する者がいる。
 この町の老木は、決して傷んだり枯れたり、切られたりすることは無い。

 もうこのことを知るのは、古くからの住人だけである。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -(完)

この物語はフィクションです。
登場する場所は実在しますが、
人物・団体名はすべて架空のものです。
写真はストーリーのイメージ源になったもので、内容とは一切関係ありません。

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夢032話「生け花」
こんな夢をみた。

生け花を習っているという友人が、お花の先生を連れて急にウチに来るという。

先生が来るというのに、花のひとつも無いのはどうかと思い、間に合わせで、枕元に飾っていた椿を応接間に持って来てみた。
ところがすでに花は腐っていて、私は内心とてもあせりながらも、それを悟られないように必死である。

花の根元から黒い汁が滴っているのが、その先生に見えないように、花器の角度をいろいろ工夫してみる。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。

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検索ワード(2006年11月まとめ)
11月の検索ワードもそれなりに特徴が出ていて面白かった。

ダントツのトップは NHK朝ドラの「芋たこなんきん」関係の単語(「芋たこなんきん」「藤山直美」「田辺聖子」など)。
この記事にヒットしているのだ。

毎日の訪問者が 20とか30 とかのこのブログにまで影響があるのだから、さすが、というか何というか(笑)

あとは作家名つながりは変わらずある。
「吉田篤弘」「吉本ばなな」「村山由佳」など。

そしてno.13「風船男」のネタ元になった「水道筋ミュージックストリート」も複数ヒット。面白いのは「風船男」というキーワードでもいくつかヒットしていたことだ。
そして「ナダタマ」「灘魂」関係も複数ヒット。

検索ワードではないが、 ナダタマサイト からのリンク訪問もたくさん。
そしてリンクといえば、11月に朗読会で作品を読んでいただく機会があったので、その関係先( cafe友の会 朗読家の甲斐さんのHPなど)からのリンク訪問もあり。

場所のヒットとしては「灘駅」(←相変わらず人気?笑)「六甲山フィールドアスレチック」「奈良明日香村」「六甲道」「バール・リベルタ」など。
神戸やその近郊の実在の場所をモデルにしたり、実在の場所を登場させて書いている身としては、ここがある意味一番興味を持っているトコロだ。

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

夢031話「七味唐辛子と映画」
こんな夢をみた。

知り合いの和菓子屋の老夫婦が出演した、あるドキュメンタリー映像というのが、とうとう完成したという。
試写会をすることになり、その老夫婦の店に呼ばれた。

やってきた映像監督は、映写機らしきものをセットし、鞄から小さな瓢箪の形の容れ物を取り出した。

七味唐辛子を入れるアレである。

不思議に思っていると、フタをとり、映写機の上にある小さな穴にそれを流し込んで行く。中身もどう見ても七味唐辛子である。
すると映像が鮮明に映りはじめた。

最近はこんなものがフィルムとして使われているのかと思うと、驚くばかりだ。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
七味唐辛子も映画も好きですが、まさかそれが合体するとは(笑)

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

夢030話「舞」
こんな夢をみた。

先輩と女二人旅をしている。

ある土地で泊まったホテルは、

部屋の中央に丸い大きな玉が浮いている

という不思議なつくりだった。
別の部屋にも玉やら壷やらいろいろなものが浮いている。
玉は両手をまわしても届かないくらい大きなものだ。

私はその玉や壷を、触ったり叩いたりすると、きれいな音色が出せることに気がついた。
同行の先輩と相談して、これを使って、舞を踊ろうということにした。
そうやって私たちは流れながら暮らしているのだ。

翌朝、ホテルの前の広場で、私と先輩はそれぞれ玉と壷を持ち、踊りながら音楽を奏でた。
老若男女、たくさんの人が見てくれている。
観客の中に、知り合いらしき人が見えた。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
ある土地、というのは中国に京都のエッセンスを加えたような村で、奏でる音楽もアジアな感じのものでした。
踊りなど、まったく出来ないのに、夢というのは便利なものです。
no.17「軌道を乱すな」

(写真:神戸市中央区・三宮のあるマンション)


「お前、何座だっけ?」

 タカトシの唐突な質問に、一瞬すぐに答えられない。
 だいたい、俺が聞いているのは「どこかにいい賃貸アパートないか?」だったはずだ。どうしてそれに答えではなく質問が返ってくるんだ。

「だからさ、誕生日、星座が何かって聞いてるんだよ」
「11月20日生まれの蠍座、だけど…」
「あー、おっしいなあー。じゃあ無理だ」
「何がだよ」
 意味が分からない。
「俺が住んでるアパートのさ、隣の部屋、この前から空いてるんだ」
「お前のアパートってたしか…M駅のすぐ近くって言ってたよな。めちゃくちゃ便利じゃん、俺にとっても」
「そうだろ? これがまた居心地もよくってさ、あんなに便利な割に家賃そんな高くないんだよなあ」
 ここまで言われたのなら、その空き部屋にどうして入れてもらえないんだ。

「さそり座はダメなんだ。その部屋に入る最低条件あってさ、射手座じゃないとダメだって大家がこだわってるんだよ」
「何だよそれ。意味わかんねーよ」

 さっぱり要領を得ないタカトシの話を要約するとこうなる。


 アパートには4部屋×3階分の12の部屋があり、それぞれに12の星座が割り当てられているのだ。東が正面になっている建物で、どの部屋のベランダもすべて東向きに付けられている。

 1階には店舗と事務所が入っているので、住居は2階の左端からはじまる。水瓶座、魚座、牡羊座、牡牛座といった具合に2階の部屋が並び、3階には双子座、蟹座、獅子座、乙女座まで、最上階の4階は天秤座、蠍座、射手座、山羊座と並ぶ。
 12部屋が、きっちりと12宮になっている。
 ご丁寧にベランダには星座のマークまで入っているらしい。

 そしてそれぞれの部屋に、その星座(誕生日)に該当する人しか住まわせないという、ちょっと変わり者の大家がいて、1階の一部を住居にして住んでいるというのだ。
 ただしそれをのぞけば、居心地と立地と家賃には文句のつけようがない物件だった。
 タカトシによれは、現在住んでいる住民も、身元のおかしな人や、もめごとを起こすような人は誰もいなくて、トラブルなんかも起こったことが無いらしい。
 驚いたことに、タカトシは「今住んでいる全住民の顔と名前を知っている」と言った。全室1DKなので、住人は一人暮らしの人ばかりらしい。しかし普通こういうアパートだと、隣の住人すら顔を時々見かける程度のものだと思っていた俺は、全室の人間と面識があるという事実をにわかには信じられなかった。

「最初に入った時に、全室の人間と顔合わせするんだ。俺もびっくりしたんだけど、会ってみたらそんなにいやなもんでもなくって、いつの間にか、会えばあいさつするくらいにはなったって感じかな」
「あのさ。お前……、何か変わったよな」
「そうか? そんなことないと思うけどな」

 高校時代からよく知るタカトシとは思えなかった。ここに住みはじめたのは働きはじめてからだからまだ1年にもならないはずだ。社会に出ると、感覚も変わるもんなのかね、と密かにつぶやいた。
 俺は浪人したから、まだ大学生だったのだ。

 しかし結局のところ、その「理想的」アパートには入れそうにもないので、俺は諦めて別の物件を探しはじめた。

          * * * * *

 大家さんが亡くなったということを、タカトシから聞いたのはそれから数ヶ月先のことだった。

 新しく大家になった男は、亡くなった元大家の義理の弟で、兄弟仲はあまりよくなかったらしい。兄は星座とか何か変なことにこだわっていたらしいが、自分はそんなことどうでもいいと言って、空いていた射手座の部屋に部屋を探していた中年男をすぐさま入居させた。
 住人は全員、そのことを気にしていたらしいが、大家の言うことに反対できるわけも無く、受け入れることになったという。

「ちょっと聞いてみたらさ、その人牡牛座なんだってさ。星座の並びに逆らったら、どうなるんだろうなってみんなで言ってたんだけど。まあ、別に何も起きないと思うけどさ。前の大家さんのジンクスとか趣味みたいなもんだったんだろうからさ」

 どうなるのかは、俺も少し興味があったが、試験がはじまったりしてそのまましばらくアパートのことは忘れていた。

 一度アイツの家に遊びに行ってみるか、と思い立ち、大学の試験期間が終わってから、タカトシに電話を入れた。試験前もいろいろと忙しく、連絡をとるのは1ヶ月ぶりだった。

 会社はもうとっくに終わっている時間のはずなのに、携帯はなかなかつながらなかった。

 やっと出たアイツの声が、まるで病気に罹っているように弱々しかった。

「おい、どうしたんだ? オマエ、声おかしいぞ。風邪か?」
「いやそういうわけじゃないんだけど」
「その後、そっちどうなんだよ。星座のルールを破ったからって、別に何か起きたわけでもないんだろう?」
そうたずねながら、やはり何か起こったんじゃないか、という気がしていた。

「……いや、やっぱり星座の軌道は変えちゃいけなかったらしい。あの時、俺たち住人が力ずくでも止めるべきだったんだ。でも……もうどうしようもないけれど、俺は……すまん、もう連絡はしないでくれ」
「おい、何言ってんだよ。何かヘンだぞ。大丈夫か? 今ウチにいるのか? これからそっち行くから、待ってろ」
 あわてる俺に、タカトシは強く言った。
「だめだ。オマエは絶対にここには来るな」
 そのまま電話は切れた。
 あとは何度かけ直しても、留守番電話サービスにつながるだけだった。


 胸騒ぎがした。

 俺はいくらかの金をジーンズのポケットにつっこんで、夜道を駅に急いだ。

          * * * * *

 こんな時に限って、予感はあたるものだ。

 俺の進行方向から、いやなサイレンの音が聞こえてきて、騒がしくなってくる。
 人だかりをかき分けて進むと、例のアパートが全焼していた。

 「タカトシーーーー!」

 でも俺の声がアイツに届くことは無かった。


 ニュースで火事の詳細が報道された。
 焼け跡から発見された遺体は、大家と「射手座の部屋の男」のものだけだった。あの日、残りの住人はすべて出かけていたということになる。
 しかし火事を境に、その人たちの所在がまったく分からなくなった。タカトシも例外ではなく、実家にも会社にもどこにも姿を現さなかった。もちろん携帯も不通だ。

 火が出たのは夕方だったらしい。出火元は大家の部屋があった1階の、倉庫からだというが、何が置いてあったのかはまだはっきりしていない。

 そして奇妙な証言が出始めた。

 火事が起こった時、亡くなった住人がいた部屋以外にも人かげを見たという近所の人。
 火事が起こる直前に、電話で部屋にいる住人と話をしていたという知人。
 あるいは荷物を届けた時に、住人と顔を合わせたという宅配便業者。

 どの住人も火事の前後には部屋にいたのではないか、と思えるようなものばかりだった。
 だとすれば、本当は全員があの火事で死んでいたのではないのか?
 しかし遺体は出なかったのだ。

 11人の住人は今、どこにいるのだろうか。

          * * * * *

 数年の歳月が流れた。
 俺も会社員となり日々を送るうちに、この失踪事件のことは時々思い出すくらいになっていた。

 ある日、携帯に着信があった。

「もしもし? 元気か?」

 それはまぎれも無いタカトシの声だった。

「さそり座の部屋に住んでたじいさんがさ、先月亡くなったんで、部屋空いたんだ。お前、よかったらここに住まないか? もしその気があるんならこの番号に電話をくれよ。じゃあな!」

 一方的に電話は切れた。

 部屋? 部屋って何だよ? どこにあるんだよ?
 あのアパートは焼けたんだぞ。
 オマエどこからかけてるんだ?

 頭の中を何かがぐるぐると回っていた。
 着信に残された番号を見ながら、俺は呆然と立ち尽くしていた。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -(完)

この物語はフィクションです。
登場する場所は実在しますが、
人物・団体名はすべて架空のものです。
写真はストーリーのイメージ源になったもので、内容とは一切関係ありません。
夢029話「おにぎり」
こんな夢をみた。

小学校で教師をしている友人が、
「これ、低学年の教科書」
と言って、理科の教科書を見せてくれた。

目次のところを眺めていると、

・おにぎりを作ってみよう

というものがあった。

おにぎりと理科が関係しているとは思っていなかった。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

夢028話「かまきり」
こんな夢をみた。

庭先にかまきりがいる。
手を出した途端、左手の人差し指をカマで傷つけられた。
私の性格は一変した。
さらに何かの力を手に入れたと感じた。

(暗転)

庭先にかまきりがいる。
形のいい頭を持っているけれど、よく見ると足が一本無くなっていた。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。
とりたててオチがあるワケではないのですが…(汗)
まあ夢ですから…(笑)
京都の紅葉とメリハリ
京都に紅葉を見に出かけていました。
少し散りかけのところから見頃のところまで。

京都・鞍馬寺 模様のような落ち葉




鞍馬寺、蓮華寺、南禅寺あたりをぶらぶらとまわってきました。
行くとこ行くとこ紅葉・紅葉・紅葉……という状況です(笑)

目が覚めるような赤色や黄色に囲まれながら、あらゆる紅葉を見ていたら、自分好みの色具合、というのが分かるようになってきました。
鮮やかな赤もたしかにすごい。
でも好みとしては、1本で緑・黄緑・黄・橙・赤のグラデーションがある枝。
もしくは、苔の上に散る紅葉。

京都・鞍馬寺 苔と紅葉、緑と赤のコントラスト




自然の赤と自然の緑という組合せは、本当に映えるコンビでした。

それから、光のあたり方。
雲が流れて、光線の加減が変化する瞬間、見えなかった風景や紅葉の色が見えて来ると、思わす声が出そうになったり(笑)

と、書いてると、今回創作ネタでなく旅日記か? と思われるかもしれませんが(笑)、実はこの紅葉の映え方を見ながら思ったことが、物語づくりにもつながるなあと考えたのでした。

つまり。

なにごともメリハリは大事。

物語の展開も、登場人物の設定も、オンとオフをうまく切り替えて描かないと生きてこない。

そんなことを思ったりした京都旅。


京都・蓮華寺 夕映えの紅葉



京都・蓮華寺 大スクリーンの映画みたい

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

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