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書く人・紺の短編作品と書き物雑談。猫好き、本好き、空想好き。写真と言葉と夢から紡ぎ出す、ささやかな物語。
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夢099話「飛んで来た種子」
こんな夢をみた。

私たち五人は旅の一行だ。
旅役者やサーカス団のように、いろいろなまちを旅している。
彼らのように芸当があるわけではなく、ただ、旅をすることが、仕事である。

私の荷物は、小さな植木鉢がひとつ。
今は冬なので、何も生えていない。ただ土だけが黒々としている。


あるまちを通り過ぎる時、どうやら魔薬草の商人が近くにいたらしく、風にのってやってきた種子が私の植木鉢で芽吹いた。
魔薬草だけあって、成長スピードが著しい。

またたく間に太い枝を四方八方にのばす、複雑な樹形の低木となった。
遠くから見るとその姿は籐で編んだ籠をふせたようである。
その形態のおかげで、猛獣に襲われた時に中に避難して難を逃れることができたのだが、木の籠は


私を閉じ込めてそのままつぶそうとし始めた。


仲間の手で何とか救ってもらえたが、こんな物騒な木は連れて行けまいと、私たちはそれを粉々にして、燃やしてしまった。

煙に混じった魔薬草の成分で、少しだけ幻覚を見た。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。

知り合いにもらったクワズイモの植木鉢が、最近新しい葉っぱをつけ始めて(寒くなってどんどん枯れはじめたので室内に入れたら元気になったのです)、ちょっとうきうきしていた矢先にこの夢…。笑
危険だらけでしたが、かなりファンタジーな世界ですごい楽しかったです♪
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テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

夢098話「海老と赤毛」
こんな夢をみた。

見知らぬまちを歩いている。
昭和の下町のような路地と街並である。
そんな雰囲気に、およそ似つかわしくない大きな水槽が、空き家の前に置いてある。
料理屋のいけすで使いそうな大きさだ。
二十センチくらい水がはってあり、見たこと無い魚介類やは虫類が大小うろうろしている。

中でも一番大きな生き物は、


体長一メートルはあろうかという海老に似た何か


である。
私が動くたびに、反応して水槽の壁にぶちあたって水しぶきをあげるので、どうしてだろうと思ったら、どうやらこの長い髪に反応しているのだ。
ひとつにまとめて頭の高い位置で束ねた私の髪は、


海老を茹でた時のような赤い色をしていて、


その毛先がゆらゆらと揺れると、海老は闘牛のように興奮して暴れている。

あまりにも勢いがすごいので、水槽から飛び出してくるのではないかと、ちょっと心配になってくる。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。


エビ、足とか顔とか、かなりグロテスクだったのですが、夢の中ではあまり気にせずみてました。実際にいたらかなりひく生き物かと思われ……。苦笑
ポニーテール(←懐かしい呼び方)にできる長さにまで髪を伸ばしたことは一度も無いのですが、夢の中では真っ赤な髪をなびかせて気持ちよかったです。w

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夢097話「見失った方向」
こんな夢をみた。

見知らぬ街で、列車に乗ってある市へ向かおうとしている。
三両編成で、色あせた緑色の車体である。
車内には、昼間だというのに、制服を着た学生が大勢乗っていて、おしゃべりに夢中だ。
学校はどうしたんだろう?
始業式かテストで早くに帰宅しているのだろうか?

しばらくすると私の心に、不安が頭をもたげ始める。
ある市に行くのに、本当にこの列車で合っているだろうか?


もしかして反対方向に進んでいるのではないだろうか?


そのうち「反対である」ことの確信は増々強くなっていき、小さな駅で停車した瞬間に、私は飛び降りて線路を横切り、向かいのホームに来ていた黄色い列車に必死で乗り換えた。
乗り合いの路面電車のような風貌のその列車は、前のものよりさらに短い二両編成だった。

ほどなく列車は動き出した。

これで目的地に着けるはず。
そう思ったのもつかの間、

私はまた、自分の進行方向が反対であるように感じはじめる。

誰かに聞いて確かめなければ。
でもどうしても話しかける事ができない。
心臓がどきどきしている。不安で押しつぶされそうである。
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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。

夢占い的には、こういうのは「自分の生き方に悩み、模索している」という解釈になったりするのでしょうか?笑
「行き方をちゃんと調べて来たらよかった…」と後悔する自分がいましたが、そこで携帯で検索~とはならないのが、やはり夢(^^;

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夢096話「牡丹」
こんな夢をみた。

山の中腹にいる。
目の前にそびえる急な崖に中年夫婦が身軽にのぼっていく。
中学生くらいの息子も一緒だ。

彼らは、スコップそのほかの道具を巧みに使い、崖に次々と大ぶりの牡丹の花を植えている。
背負ったカゴの中から花苗がなくなると、

上空にヘリが現れて補給していく。

そうやって崖を色とりどりの牡丹の花で埋め尽くし、

満開の牡丹の壁ができあがった。

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これはいつぞや見た夢のデキゴトです。

ちょっとバタバタで1ヶ月ぶりの更新です。
夢くらいは更新したいと思っていたのですが、なぜかずっとネタになるような夢をみることがありませんでした…。
仕事関係のリアルな夢が多くて。笑
ストレスかしら?笑

今回は久々に、ステキなビジュアルの夢でした♪


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