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書く人・紺の短編作品と書き物雑談。猫好き、本好き、空想好き。写真と言葉と夢から紡ぎ出す、ささやかな物語。
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携帯小説もどき、やってます。
携帯電話のカメラでQRコード(白黒のドットの四角いアレです)をピッとすると、150字程度の短い短いお話を読み取れるものを作ってみました。

このQRコードというやつ、私はインターネットサイトのURLやメールアドレスなどを読み取るもの~くらいの知識しか無かったのですが、URLアドレスを読み取る=文字を読み取る わけで、応用すれば文章の読み取りもできるわけです。

ということで、チャレンジ。

QRコードを大きくすれば文字数も増やせそうですが、見た目とのバランス上、150字くらいが美しいかなと思い、その文字数で作ったお話をコードに変換しました。150字という制限では、あまりお話っぽいものになりませんが、物語の断片を垣間見る感じで読んでいただければと思います。


全部で9つのお話。


こちら↓の画像をクリックすると別ウィンドウで大きなサイズの画像が開きます。
携帯に読み取り機能がある方は、そちらから読み取ってみてください~!
(画面や携帯との相性で、1回ではうまく読み取れないこともあります^^;)

QR短篇01-09



コード変換のサイトは調べるといろいろあるようですが、私はこちらのサイトを使わせていただきました!
 ↓
「QRのススメ」


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テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

即興MENU#036「皮膚」
即興036_皮膚

 3分たったら、肌の色が少しピンク色になった。私はクローゼットからいくつか服をえらんで、鏡をみながらあてがってみる。これじゃ無いかな。

 また3分たったら、今度はあざやかなブルーの肌になった。青に合いそうな服をみつくろってみるが、どうもイマイチである。

 さらに3分たったら、うすいうぐいす色の肌になった。
 あ、これ、いいかも。私はお気に入りのえんじ色のワンピースを着て鏡をみた。思ったとおり、ぴったり合う。
 机に置いたガラス瓶から、白いカプセルをとりだして口に入れた。これで次に3分たっても皮膚の色は変わらない。

           * * * * *

 科学も医学もファッションも、ずいぶん進化したものだと思う。服を次々ととりかえるように、今や皮膚の色も様々に楽しめるようになったのだ。

 白いカプセルの瓶のとなりに、虹色のカプセルの瓶がある。これを飲むだけで、ランダムに十色の肌を“試着”できるのだ。
 これを使うようになって、元の皮膚の色を、もうあまりおぼえていない。
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これは即興で書き上げた掌編作品。
お客様に「材料」=お題を決めていただき、
短時間で「調理」=作品化するという実験的試み。
実際は原稿用紙等に手書きしたものを、
テキスト化してweb上で公開しています。
明らかな誤字でない限り、書き上げてからの手直しはしないのが原則。
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【作品DATA】

本日の創作メニューは「3分たったら」
 お客さまの選んだ材料で、
 3分たったらではじまる短いお話を
 お作りします。
 それは、
 今日限りの、小さな物語。

[お客様]…イタリアから来神中の同級生
[お題]…皮膚
[創作日]…2009年3月21日(土)
[創作場所]…摩耶山 掬星台

摩耶山リュックサックマーケットにて)

「皮膚」なんて文字を漢字で書くことは普段ないなぁなんて思いながら、執筆。笑
お題を出してくれた同級生のMちゃんは、イタリアでデザイン系のお仕事をしているので、そんなエッセンスを加えて調理してみました。
かなりSF的になっていますが、こんな時代がいつか来るのでしょうか?

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

即興MENU#035「なわとび」
即興035_なわとび

「3分たったら、はねがはえて、空をとべるぞ」

 ゆめのおつげで、そんなことをきいたので、めいちゃんはおきてすぐににわにでました。
 手にはなわとびをもっています。
 3分つづけてなわとびがとべたら、はねがはえると、ゆめのなかでだれかがめいちゃんにいったのです。

 めいちゃんは、まだなわとびがそんなにうまくとべません。でもこのゆめをみてから、まい日なわとびをれんしゅうするようになりました。

 そうやっていっしょうけんめいれんしゅうしているうちに、めいちゃんはなわとびがとても上手になりました。ひっかからずにたくさんとべるようになりました。

           * * * * *

そしてある日、3分つづけてとぶことができました。
 めいちゃんのせなかには、白くてきれいなはねが生えました。そのはねは、なわとびをとぶときだけ、あらわれるのですが、ほかのひとには見えません。

 めいちゃんは、とんでるみたいになわとびがじょうずだね。

 みんながいいます。はねのことは、めいちゃんだけのひみつです。
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これは即興で書き上げた掌編作品。
お客様に「材料」=お題を決めていただき、
短時間で「調理」=作品化するという実験的試み。
実際は原稿用紙等に手書きしたものを、
テキスト化してweb上で公開しています。
明らかな誤字でない限り、書き上げてからの手直しはしないのが原則。
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【作品DATA】

本日の創作メニューは「3分たったら」
 お客さまの選んだ材料で、
 3分たったらではじまる短いお話を
 お作りします。
 それは、
 今日限りの、小さな物語。

[お客様]…めいちゃん
[お題]…なわとび
[創作日]…2009年3月21日(土)
[創作場所]…摩耶山 掬星台

摩耶山リュックサックマーケットにて)

妹思いの小さなお姉ちゃんのめいちゃんが、小さな声でそっとリクエストしてくれたお題は「なわとび」。なわとびが好きだそう。
ひらがなは読めるかな?と思ったので、できるだけ、ひらがなばかりで書いています。
帰りのバスでパパに2回も「読んで~」と言ってくれたとのこと。
うれしい限りです♪

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

即興MENU#034「へび」
即興034_へび

 3分たったら、さがしにくる。だから私たちはいっしょうけんめい走ってにげる。
 ひろいひろいお城のにわを、ちりぢりばらばらになってにげる。

 今日はお城でおにごっこ大会だ。ある日とつぜんの王さまの命令で、毎年一回行われるようになったのだ。
 さいごまでにげることができたら、すごい宝ものがもらえるといわれているけれど、“オニ”はとてもしぶとくてすばしっこくて頭もいいので、いつもみんなつかまってしまう。
 最初につかまると、来年は“オニ”の役をしないといけない。“オニ”の人は罰として、一年間、へびのすがたでくらさないといけないので、みんなひっしでにげるのだ。
 へびの“オニ”はどんなすきまでも入ってきて、音もなくしのびよる。国民はみな、この行事をやめたかったけど、王さまの命令はぜったいだ。

           * * * * *

 でもあるとき、おにごっこ大会は中止になった。
 王さまが、悪いへびにとりつかれていたことを見ぬいた旅人がいたのだ。剣のうでの立つ旅人に退治されたへびは、ネックレスに姿をかえられて、今でもお城にいるという。
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これは即興で書き上げた掌編作品。
お客様に「材料」=お題を決めていただき、
短時間で「調理」=作品化するという実験的試み。
実際は原稿用紙等に手書きしたものを、
テキスト化してweb上で公開しています。
明らかな誤字でない限り、書き上げてからの手直しはしないのが原則。
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【作品DATA】

本日の創作メニューは「3分たったら」
 お客さまの選んだ材料で、
 3分たったらではじまる短いお話を
 お作りします。
 それは、
 今日限りの、小さな物語。

[お客様]…お向かいで出店中のもえかちゃん
[お題]…へび
[創作日]…2009年3月21日(土)
[創作場所]…摩耶山 掬星台

摩耶山リュックサックマーケットにて)

二度目のご来店のもえかちゃん。
とってもかわいい女の子です。
今回のお題はなんと「へび」!
架空の国のお城を舞台に、ちょっとファンタジーなお話にしてみました。
ちょっぴりこわいトコロもあったかな?

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

即興MENU#033「さわさき」
即興033_さわさき

 ―― 3分たったら、お湯を捨てて、1分そのまま蒸らして下さい。フタをはがす時はゆっくりとお願いします。最後におはしをやさしくさしたらできあがりです。――

 説明書きにそう書いてあるので、オレは手順を間違わないように慎重にそれを作った。まあ、それほど複雑なことでもないのだが。

 仕上げに専用のおはしをそっとさしこむと、かさかさと音がして、白い服の小さな人が、おはしを登ってあらわれた。性別はないそうだが、名前は「サワサキさん」という。開発者のえらい先生の名だと聞いたことがある。

「首まわりと背中、特に重点的にたのむ、サワサキさん」

 そう伝えると、寝ころんだオレの背中にのってさっそくマッサージが始まった。うまいものである。

           * * * * *

 “インスタントマッサージ”。
 カップのラベルにそう書いてある。15分たつと白い人は消えた。オレの旅の荷物にはまだ3つ残っている。
 世の中、便利になったものだ。
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これは即興で書き上げた掌編作品。
お客様に「材料」=お題を決めていただき、
短時間で「調理」=作品化するという実験的試み。
実際は原稿用紙等に手書きしたものを、
テキスト化してweb上で公開しています。
明らかな誤字でない限り、書き上げてからの手直しはしないのが原則。
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【作品DATA】

本日の創作メニューは「3分たったら」
 お客さまの選んだ材料で、
 3分たったらではじまる短いお話を
 お作りします。
 それは、
 今日限りの、小さな物語。

[お客様]…さわさきさん
[お題]…さわさき
[創作日]…2009年3月21日(土)
[創作場所]…摩耶山 掬星台

摩耶山リュックサックマーケットにて)

即興創作では常連さんのさわさきさん。
何と今回はお名前でのリクエストです。
名前のリクエストはこちらの作品でも一度あったのですが、お名前をどう登場させるのかが工夫のしどころです。でもこれがなかなか難しい!
今回は、鍼灸の先生でいらっしゃるので、そこからのイメージで小さな即席マッサージ達人のお話にしてみました!

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

即興MENU#032「目」
即興032_目

「3分たったら目をあけて」
 彼がやさしい声でそう言った。ピピッとかわいらしいタイマーの音が3分を知らせる。私はゆっくり目をあける。

 そこにはおだやかな海と、きらきら光る朝日、そして船が港でゆらゆらゆれる風景が広がる。いつだったか一緒に旅した小さな漁村で見た光景だ。
 きれいだね、と私が言うと、旅館で食べたお刺身がすごくおいしかったねと、彼が言ったので、私たちは二人で笑いあった。
 しばらくすると、その朝日は薄れはじめ、どんどん闇にのみこまれていく。そして私の視界はまっ暗になったら。

「あしたはどこにしようかな」

 私は彼にささやく。
 彼はやわらかく私の手をにぎる。

           * * * * *

 病気で突然目が見えなくなった私のために、彼は3分間の魔法を使えるようになった。3分目をとじて開けば、ほんのひととき、私の前には思い出の風景がリアルによみがえる。
 一日に一回しか使うことを許されていないけれど、私たちにはとても大事な時間。
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これは即興で書き上げた掌編作品。
お客様に「材料」=お題を決めていただき、
短時間で「調理」=作品化するという実験的試み。
実際は原稿用紙等に手書きしたものを、
テキスト化してweb上で公開しています。
明らかな誤字でない限り、書き上げてからの手直しはしないのが原則。
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【作品DATA】

本日の創作メニューは「3分たったら」
 お客さまの選んだ材料で、
 3分たったらではじまる短いお話を
 お作りします。
 それは、
 今日限りの、小さな物語。

[お客様]…目の表情が豊かな女性
[お題]…目
[創作日]…2009年3月21日(土)
[創作場所]…摩耶山 掬星台

摩耶山リュックサックマーケットにて)

今年初のリュックサックマーケットでの即興創作。
一人目のお客さまは、通りかかった女性です。
お友達に目のことを話題にされることがよくあるそうで、そのまま「目」をお題にいただきました。
そんなステキな方からのイメージで、ちょっとロマンティックなお話にしてみました。

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

お待たせしていてすみません!
3月21日、快晴の山上で開催された、今年初の摩耶山リュックサックマーケット。

今回も、即興で物語を作りました。
お題を5ついただき、5作品書かせていただきました!

なのですが、本業(?)の仕事が思いがけずぎうぎう状態(涙)で、まだブログにアップできていない状態です。


お買い上げいただいたみなさま、ごめんなさい!
明日から随時アップしますので、もう少しお待ち下さい!




090321摩耶リュック_桃

摩耶山では桃が満開でとってもキレイでした。


090321猫

こやつは近所を歩いていたにゃんこ。リュックサックマーケットに出かける日の朝に見かけました。
実は後ろの足が1本ありません。きっと事故にでもあったのだと思います。
でも器用に歩いて、この後、車のボンネットで気持ちよさそうに毛づくろいしてました。
毛並みもきれいだし、ガリガリに痩せてたりするわけでもありません。
ここまで大きくなれてよかったねー。長生きするんだよー。とココロの中で呼びかけたのでした。

テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学

夢100話「黒い魚」
こんな夢をみた。

何かの訓練か、あるいは修行の一環で、男たちは皆、ある場所を目指して進んでいる。
少年と呼ばれる年齢から、壮年期の男まで、年齢も見た目も幅広い数十名は、山道をひたすら登り、その先にそびえる山門をくぐり、さらに眼下に延々と続く長い石段を下りて行く。

修行の成果か、持って生まれた能力か、男たちは飛ぶ様に階段を下る。
生い茂る木々を抜けたそこには、大きな湖が広がっている。
波打つように見えるのは、無数の黒い魚たちで、

聞けば「人食い魚」だと言う。

これを捕らえることが試練なのだろうか?

その時、一際大きな黒魚が水面で跳ねて、水しぶきをあげた。
その体からはがれ落ちたウロコは、すべて小さな分身となって、空中を泳いで男たちに襲いかかってくる。

腕や足に噛み付く小さな黒魚は、取っても取ってもキリが無い。
修行とはいえ、本当にやっかいである。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
これはいつぞや見た夢のデキゴトです。

和製ピラニアに襲われる、みたいな結末でした。笑
山を舞台にした夢は、わりと頻繁にみます。摩耶山とかによく遊びにいっている記憶がそうさせるのでしょうか?
ちなみに今回、私自身も一人の少年になっての登場でした。石段をものすごいスピードで落ちる様に下っていくのが気持ちよかったです。w


夢もとうとう100話です♪
まだまだ続きますけども。w

テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

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