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書く人・紺の短編作品と書き物雑談。猫好き、本好き、空想好き。写真と言葉と夢から紡ぎ出す、ささやかな物語。
Twi-Story42「ゆきいぬ」
むかし、むかし。
小さな山あいの村に、ゆきという名の女の子が両親とともに暮らしておりました。
ある日の夜、とてもとても強い風が吹いて、次の日の朝には村には珍しく雪がつもりました。
家の屋根も、道も、田んぼも畑も真っ白になっておりました。


ゆきは、生まれてはじめて見る雪に、寒さも忘れて夢中になって遊びました。
ところが、その日の夜に高い熱を出して寝込んでしまいました。
雪で体が冷えてしまったのでしょう。
夜中に熱にうなされるゆきは、小さな白い犬と遊んでいる夢を見ました。


次の朝、ゆきの熱はすっかりさがっていました。
外に出て見ると、ゆきが昨日つくった雪の犬が、すっかりとけておりました。



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Twitterでつぶやいた小さなお話。
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